雲南省徳宏州青年商工会代表団による武蔵野大学附属幼稚園の訪問
3月14日(金)12:00~13:00、雲南省徳宏州青年商工会の劉功龍会長(写真3)を団長とする代表団が、武蔵野大学附属幼稚園を訪問しました。代表団一行は、石上園長および副園長から温かい歓迎を受けました。
徳宏州は中国雲南省西部の辺境に位置し、タイ族と景頗(ジンポー)族の自治州です。東は保山市と接し、南・北・西の三方はミャンマーに囲まれています。面積は11,526平方キロメートル、常住人口は約133.7万人。2つの県級市と3つの県を管轄しており、州政府は芒市にあります。
十数年前、私は日本在住の華人教授団の一員として、特別に雲南省を訪問したことがあります。訪問は一度きりでしたが、雲南は私にとって非常に印象深い場所です。昆明のほか、騰衝の「国殇墓園」も訪れました。そこでは、日中戦争で日本軍と戦い命を落とした多くの烈士が、将校や兵士の階級に応じて山一面に丁寧に埋葬されています。
また、徳宏州の中緬国境地域では現地の交易市場や開発区を視察し、死火山や「熱海温泉」という日本と同名の温泉地も訪れました。雲南料理は日本料理に似た味わいがあり、鳥居なども取り入れられていて、全てがとても印象的でした。
滞在時間は短かったものの、代表団の皆様は日本の幼稚園教育に非常に関心を寄せておられました。特に、楊園長(写真2)と石上園長の間で行われた、日中両国の幼児教育の違いについての意見交換は、大きな示唆に富むものでした。
3月15日には卒園式(写真5)が予定されており、年長クラスの子どもたちは一生懸命に準備を進めていました。今日は天気にも恵まれ、ほぼ全ての園児たちの姿を見ることができました。写真7は、副園長と代表団の皆さんとの記念撮影です。
この度の訪問に際し、石上園長のご厚意に心より感謝申し上げます。また、代表団の皆様のご協力とご関心に深く感謝いたします。